e.m.group 2026 S/S COLLECTIONの展示会内装を制作しました。
今回の展示会では春夏の爽やかでリラックスしたムードから着想し、緊張から解き放たれた心地よいイメージをテーマに紙素材を使用した様々な表現で会場を装飾しています。全体としては白とシルバーをメインカラーとし、スタイリッシュでクリーンなイメージで制作しています。
e.m.の定番ジュエリーをご紹介するガラスケースの側面には、紙に等間隔の切り込みを入れ、切り込みの深さで変化が出るような表現を行いました。
新作コレクションの什器は滑らかな紙の曲面を使い、有機的な形状をイメージして制作しました。
また各ブランドのディスプレイ什器もテーマごとに制作しています。
e.m.は、 2026 S/S COLLECTIONテーマの”essence”から「物体の本質」をイメージして制作しています。主に石膏とガラスを使った小什器で、素材本来の色味を活かしました。積み上がった石膏のプレートは、直線的な整った形ではなく偶発的に欠けたような形を再現し、自然が作り出すフォルムを表現しています。
朝爽やかで軽やかさを感じる日の光をブルーグリーンのカラーで表現し、”Teeny-Tiny”シリーズの新作アイテムを引き立たせる小什器を制作しました。
はっきりした色味ではなく空気のような流れを感じるイメージで、あえてムラができるよう布を1枚ずつ染めて制作しました。染めムラにより色が透けて濃淡が出るように仕上げています。布が重なって色味が濃く出る部分は、little emblem 2026 S/S COLLECTIONのキーワードである「秘密の約束」をイメージし、「親密さ」を表現しています。
LOVE BY e.m. ではコレクションテーマの”PINCH-OUT”から着想を得て、商品の一部を大きく拡大したイメージ画像を使用して制作しました。アイテム自体のディテールの面白さや、あえて画面からはみ出して見切れたような写真を使用し、LOVE BY e.m. の遊び心を表現しています。
時期を変えて発売される2026 NEW COLLECTIONの什器にはブラックサテンを使い、アイテムを際立たせながら高級感溢れるディスプレイに仕上げました。
またOEM事業のブースでは、自社ブランドで培った技術を活かして制作した、ジュエリーにとどまらない幅広いアイテムの制作事例を展示してします。アイテムを飾る什器にはホワイトのスタッズの装飾が施され、e.m.ならではの個性的な雰囲気とクリーンな印象を併せ持つ空間を演出しました。
自社で手がけるグラフィックデザイン、ディスプレイデザインはこちら @em_creative_team
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